BMWやフォルクスワーゲンをタイで販売する、ヨントラキット(Yontrakit)グループCEOのソラウィット氏は、日本の光岡自動車と合弁でタイに組立工場の設立する予定があることを明らかにした。工場設立予定地はラードクラバン工業団地で3万2千平方メートルで投資額は4−5億バーツ。
以前はヨントラキット社は光岡自動車を輸入していたが、今回の工場建設により現地生産も可能となった。光岡自動車にとって、初進出となる海外工場。ASEAN自由貿易地域(AFTA)の租税優遇措置で、今後同地域へタイから輸出を視野に入れる。
光岡自動車社長の光岡氏は、今回の合弁計画は、現在の生産能力を年700台から、合弁工場設立により800−900台に増加する。また東南アジアの生産拠点として、日本から輸出していた国にもタイから輸出できるようになると述べた。