タイ財務省が発行する貯蓄国債の販売が13日から始まった。販売が好調だったことから、当初予定していた発行額150億バーツを300億バーツに倍増したものの、初日に完売した。
当初第一回国債の販売は今月13-14日に150億バーツ分を55歳以上の中高齢者向け、第二回国債の販売は今月15-16日に150億バーツ分を中高齢者及び一般投資家向け、第三回国債の販売は今月17-21日に200億バーツ分を一般投資家向けに販売する予定だった。
だが予想以上に中高齢者の購買意欲が高かったことから、一般投資家向けに販売される予定だった国債発行額150億バーツ分を中高齢者向けに回すことになった。
コーン財務相は、「もし15ー16日に販売が好調なら200億バーツまで販売枠を拡大し、売り切ってしまうことも可能だ。」と述べた。