10日の午前7時頃、チャチューンサオ県警察署担当パイサーン中佐は地域内に殺人事件があったと発表。現場には、老婆のリブヒアン(80)の死体を発見した。
彼女は盲目で、首にはナイフで数箇所切られた後が認めらた。死体の隣に血まみれのナイフ一振り落ちていた。現場で息子のピチャイ氏(44)を発見し、自分が母親を殺害したと自供した為に逮捕した。容疑者は左足が悪く、車椅子で生活していた。彼は全身濡れた状態で、首には切り傷が多数あった。
彼の自白によると、彼は母親と一緒に住んでおり、仕事で事故に遭い左足が使えなくなってから、数十年仕事はしていなかった。毎日母に食事を作っているが、最近母から文句をいわれ、現在自分達は親戚からお金をもらって生活しているが、この状況は好ましくなく、もう死にたいと思っていたとの事。
当日の午前2時頃、母を殺すことを決心し、母が寝ている時に先に三度土下座して、母に謝ってから、ナイフで母の首を切った。しかし、二回切っても母がまだ自分の名前を呼んでいて、何度も切りつけ完全に死んだと確認してから、自分の首を切ったが、致命傷に到らず、運河に飛び込んで自殺しようと思い、近くの運河に向かった。飛び込んだら運河の中で2時間ほど浮いていて、市民に助けられたてしまった。その際、母殺しの話を知られて警察を呼ばれたという。