CIMB THAI BANK(CIMBT)のアピチャート副社長は多くの米経済指標が経済の回復を示しており、様々な経済学者が今回の不況が予測より早く終了するとの見通しで、金利が再び上昇傾向を示していると述べた。
それに、外国投資家がタイ株式市場に連続的にNet Buy(純買?)した後、以前からバーツ相場が続々高くなって34.30〜34.40バーツ/米ドルの範囲で動いている。
タイ中央銀行(BOT)はバーツの高値抑制施策を実施しているため、34.00バーツ/米ドル以下に下落しないだろうと説明。
タイ政策金利の動向は諸外国と協調するため、はっきりとした要因がなければ、1.25%程度に維持すると見られている。
しかし、外資がタイ王国に予想以上に流入し、政府が対応策を過るならば、バーツ相場が33.80〜33.75バーツ/米ドルになる事も考えられるために、同要素に注目すべきと同副社長はアドバイスした。