タイ天文学会によると、地球の軌道上にある米航空宇宙局(NASA)の観測衛星(約1.5トン)が地球に落下する。NASAは4日から6日に大気圏に突入すると予測。タイも落下範囲内に含まれているため、同学会のウィムット委員は「緊張の瞬間になるだろう」と話している。
マティチョンの報道によると、落下する見込みの衛星は「スウィフト衛星(ニール・ゲーレルス・スィフト)」。宇宙の爆発現象である「ガンマ線バースト」を観測する衛星で、米・英・イタリアが共同開発。2004年11月に打ち上げられた。近年の活発な太陽活動の影響で、衛星の軌道高度が低下。2026年10月23日付でミッションを終了した。
NASAは、2026年11月4日から6日の間に、衛星が地球の大気圏に突入すると予測。衛星は約1.5トンで、地上に破片が落下する恐れがある。最も影響を受ける可能性が高い地域は、南緯21度から北緯21度。タイも範囲に含まれる。
同学会は、直撃する可能性は非常に低いため、パニックに陥らないよう呼びかけている。