タイ中央捜査局の苦情受け付けセンターで19日、ポケモンカードなどのトレーディングカードゲームの購入資金をだまし取られたとして、被害者5人が詐欺師を告訴した。被害額は推定500万バーツで、被害者の中には11歳の子どもなど、若いコレクターが多いという。
タイラットなどの報道によると、被害者5人は、詐欺師「モル」に騙されたとして、同局に告訴状を提出した。現時点で被害者は25人。推定被害額は500万バーツ。最年少とみられる11歳の子どもは100万バーツを失ったという。
被害者によると、モルはカードゲームのイベントに潜入し、業界に精通しているように見せかけ、海外から希少なポケモンカードやレアカードを調達できると偽っていた。当初は正規品を配送して信頼を築き、高額注文を受けるようになると、通関手続きの遅延や、税関による没収を理由に商品を配送せず、連絡を断ち、フェイスブックの取引ページを閉鎖した。
被害者の1人である15歳の少年は、モルとの取引が当初は順調だったため、業界で口コミが広がったと話す。注文金額が増えると、通関審査の足止めや追加の関税など、言い訳をして配達しなくなったという。
22歳の女性は、1枚約6万バーツの高額カードを複数枚購入し、数十万バーツをだまし取られたと訴える。女性は商品を受け取り、転売して約10%の利益を得ていた。自分が詐欺に遭うとは全く予想していなかったと話している。