タイのアヌティン・チャーンウィラクン首相は16日から20日の日程で中国を公式訪問し、習近平国家主席と会談した。両首脳は、人工知能(AI)や投資分野での連携強化で合意した。
タイ政府広報局によると、アヌティン首相は上海で習主席と会談し、AI、未来産業への投資、両国を結ぶ交通の強化、安全保障協力、その他幅広い分野についての連携強化で合意した。アヌティン首相は、タイが中国の信頼できるパートナーだとし、タイの取り組みを強調した。
AI分野では、技術開発と人材育成、ガバナンス枠組みの構築で協力することに合意。タイのデジタル競争力を強化する方針を確認した。
未来産業への投資では、AIや半導体、ヘルスケア、クリーンエネルギー、グリーン産業などの分野の中国大手企業を対象に、タイ国内への投資や現地本社・製造拠点の設立を呼びかけた。
貿易や交流を促進するため、鉄道網を含む陸海空の輸送・貿易・物流網の加速を計画。
オンライン犯罪への対策や情報共有、地域の新たな安全保障上の脅威に対処するため、外務・防衛担当閣僚による新たな「2プラス2」対話メカニズムの創設で合意した。
宇宙技術や公衆衛生、人材開発、草の根の人的交流の各分野でも協力拡大で合意した。