バンコク首都圏のコンドミニアム市場では、約35万戸の販売在庫を抱えている。英国系グローバル不動産コンサル会社のナイトフランク・タイランドによると、既存在庫を全て処分するまでに、推定5~6年かかる見通し。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、2026年第1四半期、バンコク首都圏で販売された新規分譲コンドミニアムは6174戸。興味深いことに、中心業務地区(CDC)では1戸も販売されなかった。
新規物件の58%が都市近郊で、残り42%は郊外に一。開発業者は、高コスト地域や高額事業への依存度を減らし、より幅広い顧客層を見込める地域へ事業を移行している。
価格データも同様の傾向を示し、新規発売コンボミニアムの68%以上が、1平方メートル当たり8万バーツ以下。開発業者は、高級部門から離れ、より大衆市場に注力していることを示している。
新規発売事業の予約率も重要な指標だ。第1半期は24.3%で、前四半期の43.8%から急落。同社は、住宅需要の減少の原因として、経済回復の遅れから消費者の行動が変化したことを挙げ、多くの購入者がより多くの選択肢を比較検討し、決定までに時間をかけ、価格に見合う価値を重視していると指摘した。