タイのピパット運輸大臣はこのほど、バンコク首都圏電車の所有者統一政策を加速し、2027年1月1日から全線で運賃1日上限40~60バーツを目指すと明らかにした。
カオソッドなどの報道によると、運輸省は、既存の電気鉄道事業兼を民間企業から買い戻し、経営体制を単一所有者に再編する計画。全路線をタイ大量輸送公社(MRTA)の監督下に置き、統一した運賃体系と発券システムの導入を目指す。利用者は、電車・バス・フェリーで共通のタッチ決済カード(EMV非接触型カード)を利用できるようになる。
ピパット運輸相によると、BTSスカイトレインの運営権買い戻し契約の最終決定のため、民間事業者BTSグループホールディングスとバンコク高速道路鉄道(BEM)と、5月に交渉を開始する見込み。
運輸省関係者によると、全線で来年導入予定の新運賃は、乗車時間が40分以内の場合、1日当たり上限40バーツ。40分を越える場合は追加料金20バーツを加算し、1日60バーツ。政府補助金の負担軽減と、交通システムの財政的安定のため、年間5バーツ値上げする計画もあるという。
同省は、BTSとBEMの総資産価値を約1400億バーツと推定している。