タイ国内で日本人の父親探しに関する報道が過熱している中、今度はタイ東北部ナコーンラチャシーマー県のタイ人女性(34)とその息子(2)が、米海兵に所属している米国人男性(44)の捜索を要請していることが明らかとなった。
この女性と米国人男性は、06年に結婚しその後ほどなくして息子が産まれた。そしてこの米国人男性が任務で07年中旬頃に帰還した際は連絡が取れていたが、08年に入ってから連絡が途絶え、以後も連絡が取れることはなかったとのことだ。
そして去年の10月、米国人男性が任務でグアム島に来ているとの情報を得たことから、タイ国内の米国大使館に問い合わせたものの、返答はなかったという。
この女性は、現在息子は自分一人で育てられるため、仕送りを要求することはないが、元々息子に父親の顔を見せたかったと述べている。