タイのワチラーロンコーン国王陛下(ラーマ10世)の母であるシリキット王太后陛下が24日夜、93歳で崩御し、1年間に及ぶ葬儀が26日に始まった。王太后陛下の遺体をバンコクの王宮に運ぶ車列には、多くの国民が集まって敬礼し、長年の感謝を表した。
バンコク・ポストなどの報道によると、陛下の遺体は同日午後4時26分、夫であるラーマ9世の公用車として使用されていた灰色のフォルクスワーゲンで移送。チュラロンコーン記念病院を出発し、車列は王宮まで10キロメートルの道のりを進んだ。
陛下を見送ろうと、アンリ・デュナン通りやラーマ4世通り、パヤータイ通り、シーアユタヤ通り、ラチャダムヌーン通りの沿道には、黒い服を着た国民が数千人集まり、悲しみの声を上げた。王太后の肖像画を胸に抱いたり、頭上に掲げたりする人もいた。
車列は午後5時5分、王宮に到着。陛下の遺体は王室沐浴の儀式の後、ドゥシット・マハ・プラサート王座殿に運ばれた。火葬は1年後に執り行われる。
タイの街では、巨大デジタル広告看板や、スーパーマーケットやホテルロビーのテレビなどで、王太后陛下への追悼メッセージを掲載。テレビキャスターは黒の服を着用。メディアのウェブサイトはモノクロに変更し、国民は90日間、落ち着いた色の服を着用するよう求められている。
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