タイ東部のパタヤ市(チョンブリー県)は28日から30日、経済・観光促進の一大イベントである「パタヤ映画祭2025」を開催し、寺院や小学校など市内4会場で映画を上映する。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、主会場は映画館大手SFシネマ・パタヤ。主催はパタヤ市で、文化省など官民12団体が共催。ユネスコが推進する「ユネスコ創造都市ネットワーク」の映画分野で、パタヤ市の認定を目指す取り組みの一環。
映画祭は、SFシネマ・セントラル・マリーナとナ・ルクア公園、ワット・マイ・クラトゥン・トーン、パタヤ市立第4学校で実施。SFシネマでは「20000 Species of Bees」や「インフルエンサー」「エイリアン:アース」など16本を上映。寺院ではゴースト映画の上映や、小学校では子ども向け映画の上映もある。
観光局によると、今年上半期、外国映画279本の撮影チームが訪タイ。収益は28億6600万バーツ以上で、チョンブリー県は国内三大人気撮影現場の一つだという。