消費者保護委員会は20日、メニュー価格を明確に表示しなかったとして、ミシュラン一つ星の有名食堂ジェイファイに2000バーツの罰金を科した。
カオソッドの報道によると、同委員会と商務省国内商取局、消費者保護警察は20日、バンコク・プラナコーン区サムライラット交差点にある食堂ジェイファイを共同調査。同店の有名料理「カニオムレツ」のメニュー価格は1500バーツだったが、「支払い時に4000バーツを請求された」と訴える苦情がSNSで拡散していた。
調査によると、4000バーツの価格はメニューに表示されていないことが判明。当局はジェイファイに対し、1999年物品サービス価格法違反で2000バーツの罰金を科した。同法違反の最高罰金刑は1万バーツ。
当局は、顧客に明確な価格を表示するよう指導。カニオムレツは通常価格の1500バーツと、カニを増量した特別価格の4000バーツがあり、当局は、料理を提供する前に、食堂側が顧客の求めるメニューを確認する必要があるとした。
ジェイファイを巡っては、ユーチューバーのピッチーさんが、「メニューには1500バーツと書かれているのに4000バーツを請求された」とXで訴え。メニューに表示された価格は1500バーツのみで、ピッチーさんはカニ増量の注文もしていないと投稿していた。