タイのバンコク都は、2025年末までに、都内の公共バイクタクシー乗り場5300カ所の基準を引き上げる。乗客を運ぶ正規の営業車両であることを示す黄色のナンバープレートを付けずに走行しているドライバーを発見した場合、苦情アプリを通じて通報するよう呼び掛けている。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、バンコク都庁のワランユー広報担当は、安全性と市民の信頼向上のため、公共バイクタクシー乗り場の改修事業を進めていると話した。
都は、「モデルタクシー乗り場」の基準をもとに、8月から12月にかけて、都内全域の登録タクシー乗り場5365カ所を検査する。歩道の走行や飲酒運転、黄色のナンバープレート未装備などの違反を発見した場合、苦情受け付けアプリ「トラフィー・フォンデュ」を通じて通報するよう呼び掛けている。
都のデータベースによると、都内の公共バイクタクシー乗り場は5365カ所。運転手は7万9521人。乗り場の設置場所は、歩道1497カ所、私有地1186カ所、道路上2107カ所、その他(公園など)575カ所。