タイ南部ナコーンシータンマラート県の県警は18日、子どもをギャンブルに誘導してお小遣いを奪っているとの保護者の苦情を受け、同県ムアンナコーンシータンマラート郡でクレーンゲーム機の取り締まりを開始した。
現地メディアMRGオンラインの報道によると、県警と地方行政職員は、学校や学習授受の近隣にあるクレーンゲーム機を対象に取り締まりを実施。適切な許可証や所有者が不明の機器もあったという。
県警は「これらのクレーンゲーム機は許可無く使用されている。タイの法律で賭博機器に該当する可能性がある」述べた。押収されたクレーンゲーム機の返還を求める場合、所有者は法的措置を受ける可能性がある。
県警は今後数週間、クレーンゲーム機の取り締まり地域を拡大する予定。
「人形クレーンゲーム機」はギャンブル法に基づき、ギャンブル機器のカテゴリーに該当する。機器の設置には許可が必要だが、違反した場合、禁固2年または罰金2000バーツが科される。