トヨタ・モーター・タイランドの4月30日発表によると、2025年3月の国内自動車販売台数は5万5798台で、前年同月比0.5%減少した。減少幅は前月の6.7%減から縮小した。
同社によると、乗用車は同5.8%減の2万1054台だが、商用車は3万4744台で同2.9%増加した。1トンピックアップトラックは同6.6%減の1万8355台。
電動車(xEV)の販売台数は同23.1%増の2万3123台で、市場全体の41.4%を占めた。ハイブリッド自動車(HEV)は同3.6%増の1万3196台。バッテリー式電気自動車(BEV)は同66.9%増の8598台。
同社のスパーコン・ラッタナワラハ副社長は、4の自動車市場について、3月下旬から4月上旬に開催された「第46回バンコク国際モーターショー」での自動車予約台数などから、指標がやや上昇傾向にあると述べた。
モーターショー期間中のトヨタの予約台数は2万1000台超。モーターショーでの予約は9600台超で、金融機関に融資の承認を申請中だという。
ブランド別販売台数は、トヨタ2万1575台(シェア率38.7%)、ホンダ7909台(シェア率14.2%)、いすゞ7320台(シェア率13.1%)。