国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は27日、タイ東北部ウドーンターニー県にある「プー・プラ・バート歴史公園」を世界文化遺産に登録すると発表した。タイ国内の世界遺産として5番目。
マティチョンの報道によると、世界遺産委は、7月21日から31日までインド・ニューデリーで開催中の第46回ユネスコ会議で発表した。
公共放送PBSによると、タイ国内の世界文化遺産は、古都アユタヤ、古代都市スコータイ・周辺古代都市群、バーンチェン古代遺跡、シーテープと関連遺跡郡に続き5番目。ウドンターニー県内では2カ所目となる。世界遺産としては8番目。
プー・プラ・バット歴史公園は、先史時代から数千年にわたる多様な文明と文化の痕跡が残り、人間や動物の絵や、珍しい形の石の遺跡がある。
文化省は世界遺産登録を記念し、7月28日から8月12日まで、国内外の旅行者の同公園への入場料を無料にするとしている。