旅行予約プラットフォームのアゴダによると、2025年のソンクラーン休暇中にタイ人旅行者に人気の国内旅行先はパタヤで、海外旅行先は東京が1位だった。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、同社はアゴタの検索数からランキングを作成。タイ人旅行者に人気のパタヤでは、独自の水掛け祭り「ワンライ」が18~19日にあり、多くの旅行者を惹き付けている。
2位はホアヒン、3位はバンコクで、昨年の順位を維持。世界的に人気を博したカバの「ムーデン」効果で、チョンブリー県もトップ5入りした。
一方、外国人旅行者に人気のタイの都市は、1位:バンコク、2位:パタヤ、3位:プーケット、4位:ハートヤイ、5位:チェンマイ。
ソンクラーン期間中はタイ全土でソンクラーンイベントが開催。タイ国政府観光庁が主催する「マハソンクラーン世界水かけ祭り2025」は、サナームルワン公園(王宮前広場)で4月11日から15日まで。世界の有名アーティストによるパフォーマンスを楽しめる「サイアム・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル2025」は、4月11日から14日まで、バンコクの商業施設BRAVO BKKやARENA AREAで開催する。
ソンクラーン期間中に海外旅行を計画しているタイ人旅行者に人気の目的地はやはり東京で、次いで香港、大阪、上海、ソウルが続いた。昨年5位だった上海は、シンガポールを抜いて4位となった。昨年導入した中国のビザ免除政策の影響で、中国への旅行への関心が高まったとみられる。