タイ消費者保護警察署(CPPD)は11日、バンコク都バーンケーン区ラームイントラにあるコンドミニアムの一室を捜索し、麻酔薬を混ぜた電子タバコ「ゾンビポッド」を違法に製造・販売した容疑で男(39歳)を逮捕した。
カオソッドの報道によると、逮捕したのはガンチャイ容疑者(39歳)。警察はゾンビポッド約300本や製造設備などを押収した。ガンチャイ容疑者は約4カ月間、娯楽施設のパーティー客などを相手に、LINEのオープンチャットでゾンビポッドを販売。1本2200バーツで、1日約2万バーツを売り上げていた。
容疑者は取り調べに対し、電子タバコの液体は化学品販売店で購入したと話した。麻酔薬のエトミデートはタイに密輸した中国人売人から購入したという。
警察がゾンビポッド製造者を逮捕したのは初めて。CPPDのパッタナサック少将は、これまでは外国からの密輸品のみだったと述べた。
警察によると、エトミデートを電子タバコに混ぜると酔いやすくなり、健康に害がある。
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