フードデリバリーアプリ「LINEMAN」の最新データによると、スペシャリティ・タイティーを販売する店舗が3年で205%増加していることが分かった。タイの消費者行動が高品質のタイ茶へ移行。2024年の配達注文総数は、前年比81%増の40万カップに達した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、バンコクは全国のスペシャリティ・タイティー店舗の46%が集中する中心地で、次いでノンタブリー県とチョンブリー県が続いた。
スペシャリティー飲料市場ではコーヒー人気が最も高いが、紅茶市場も急激に成長。過去3年でタイティーの注文数は3.3倍、コーヒーは2.7倍成長している。
スペシャリティ・タイティーは2022年頃から成長。茶葉の栽培から製造過程まで品質管理し、各産地の特性がある風味と味わいが特長。人気種は中国茶やアッサム茶で、タイ人が慣れ親しんだオレンジ色のタイ茶の主原料。
また世界的スターのリサ・マノバルと米国の高級スーパーマーケットがコラボしたスペシャリティ・タイティー商品も登場。高級タイティーへの関心が高まったという。