世界のグルメウェブサイトであるテイストアトラスが公表した「世界最悪の料理100(100 Worst Rated FOODS in the World)」ランキングに、タイ料理4つがランクインした。前回ワースト1位だったゲーンタイプラー(魚の内臓の酸っぱいカレー)は、10位にランクインした。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、10位にゲーンタイプラー、11位に揚げた蚕(ホンマイ)、35位にカイルーククーイ、63位にトムチュードがランクインした。
ゲーンタイプラーはタイ南部の料理で、発酵させた魚の内臓と唐辛子、ガランガル、エビペースト、ターメリック、エシャロット、レモングラスのスパイシーなカレーペーストで作る。
ホンマイはバンコクで人気のある伝統的なタイの昆虫料理で、屋台で売られている。揚げた蚕に塩コショウで味付けし、屋台ごとに異なる秘伝のタレを掛けて食べる。揚げた蚕はカリカリしており、わずかに苦みがあるという。
カイルーククーイはタイの伝統料理。殻をむいたゆで卵を熱い油で揚げ、砂糖、魚醤、エシャロット、唐辛子、タマリンドの果汁を煮詰めたソースを掛けて食べる。
トムチュードはシンプルな野菜スープ。通常は白菜やニンジンを煮込み、セロリやネギ、ニンニク、醤油などの調味料を加えて作る。鶏の団子や春雨、豆腐、海藻、キノコなどで味付けする。マイルドな風味で、トムチュードの後には辛い料理が続くことが多いという。
日本からは87位に皿うどん、94位に赤飯がランクインした。