オランダの交通データ会社トムトムが発表した2024年の交通統計ランキングによると、2024年にタイで最も渋滞した都市は、南部ソンクラー県のハートヤイ(世界102位)だった。
カオソッドなどの報道によると、ハートヤイの10キロメートルの移動にかかる時間は平均24分12秒。渋滞率は40%で、年間の損失時間は76時間。ハートヤイ交通警察は、マレーシアからの旅行者の車両が増加しており、連休や祭りの期間に渋滞が発生しやすいと話している。
ランキングは世界62カ国500都市のデータを収集。10キロメートルの移動時間と2023年のランキング、渋滞率、ピーク時の年間損失時間を評価基準にしている。
2位はチェンマイ(世界116位)。10キロメートルの移動時間は平均23分31秒。渋滞率37%。年間損失時間は72時間。3位はコーンケーン(世界145位)。10キロメートルの移動時間は平均22分19秒。渋滞率34%。年間損失時間は66時間。
バンコクは意外にも4位(世界161位)で、10キロメートルの移動時間は平均21分51秒。渋滞率50%。年間損失時間は96時間。世界の渋滞レベルは2位。
2024年の世界渋滞都市トップ10、1位:コロンビア・バランキージャ、2位:インド・コルカタ、3位:インド・バンガロール、4位:インド・プネー、5位:イギリス・ロンドン、6位:日本・京都、7位:ペルー・リマ、8位:フィリピン・ダバオ、9位:ペルー・トルヒーヨ、10位:アイルランド・ダブリン。