交通安全キャンペーン期間中の年末年始の7日間(12月27日から1月2日)にタイ全国で発生した交通事故は1938回で、1894人が負傷、321人が死亡した。死者は前年同期比13%増。死者がゼロだったのは6県。負傷者と死者が最も多いのはスラートターニー県で、負傷者82人、死者20人。
公共放送PBSの3日付報道によると、災害予防軽減局の交通事故防止センターは、新年の危険な10日間の7日目である1月2日の事故状況を報告した。事故回数は196回、負傷者は200人、死者は43人。
事故原因の最多はスピード違反で40.3%。急な割り込みが26%、飲酒運転が15.8%と続いた。最も事故率が高い車両はバイクで86.1%。事故発生場所は直線道路が83.7%、国道が44.9%、村の道路が26.5%だった。
最も事故が多い時間帯は8:01~19:00が8.2%、11:01~12:00・15:01~16:00・17:01~18:00が7.1%、9:01~10:00・10:01~11:00が6.1%。負傷者と死者の年齢は30~39歳が最多で17.7%。
主要な検問所を1783カ所設置。担当者5万516人を派遣した。