日本政府観光局(JNTO)が20日発表した訪日外客数(推計値)によると、10月に日本を訪れたタイ人旅行者数は前年同月比6.1%増の13万2200人だった。国別では6位。
JNTOによると、タイではビザ免除措置による中国旅行の人気の高まりや、消費者購買力の低下などのマイナス要因がある一方、直行便数の増加や学校休暇の影響もあり、訪日外客数は前年同月を上回った。1~10月の累計は前年同期比17%増の88万4200人。
訪日外国人旅行者数は、前年同月比31.6%増の331万2000人で、10月として過去最高を記録。1~10月の累計は3019万2600人で、1964年の統計開始以来、過去最速で3000万人を突破した。紅葉シーズンを迎え、多くの市場で訪日需要が高まった。
国別では多い順に、韓国73万2100人(前年同月比16%増)、中国58万2800人(同127.3%増)、台湾47万8900人(同12.7%増)、米国27万8500人(同31.5%増)、香港19万8800人(同10.9%増)。