タイ運輸省のスリヤ・ジュンルンルアンキット大臣は18日、年末年始の航空券の価格高騰問題に対処するため、国内の航空6会社と協力し、247便(7万3388席)を増便する計画を明らかにした。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、スリヤ運輸相は、タイ国際航空とタイ航空協会(バンコク・エアウェイズ、タイ・エアアジア、ノックエア、タイ・ライオンエア、タイ・ベトジェット)と協力し、国内の各目的地への増便を調整していると述べた。重点的に増便する目的地は、ウボンラーチャターニー、ウドンターニー、コーンケーン、ローイエット、ナコーンパノム、チェンマイ、チェンライ、ナーン、クラビー、プーケット、ナコンシータマラート、ハートヤイ、スラートターニー、サムイ。
タイ航空協会は、格安航空便を含め4万8244席を追加する。11月18日から販売を開始し、利用期間は12月26日から2025年1月5日まで。
タイ国際航空も2万5144席の追加を調整。12月初旬から2025年1月初旬まで、プーケット、クラビー、チェンマイ、チェンライ行きの路線で大型機を配備する予定。
またタイ民間航空局(CAAT)は、タイ空港公社(AOT)や航空無線通信会社など関連機関と連携し、空港の営業時間を延長して早朝・深夜便の増加を計画しているという。
国内航空各社が運行する航空機はコロナ渦前より25%少ない中、年末年始の航空需要は増加。特に12月27日から28日、1月1日から2日の航空券価格が上昇すると想定している。