タイ空港公社(AOT)は、傘下の6空港で顔認証技術を使用した自動生体認証システムを導入する。国内線は11月1日から、国際線は12月1日からで、乗客はパスポートや搭乗券を提示せずに手荷物預かり所から搭乗ゲートまで移動できるようになる。
カオソッドの報道によると、6空港はスワンナプーム、ドーンムアン、チェンマイ、メーファールワアンチェンライ、プーケット、ハートヤイの国際空港。
システム利用のためには登録が必要で、乗客は空港カウンターかセルフサービスチェックインでチェックインする際、顔情報と渡航情報の登録が必要。登録は1回の旅行のみ有効となる。
AOTによると、2024年度(2023年10月~2024年9月)の6空港利用者数は、前年同期比19.22%増の1億1929万人。国際線は同34.82%増の7267万人、国内線は同1.01%の4662万人。外国人旅行者は多い順に中国、インド、韓国、ロシア、日本。
フライト数は同14.5%増の73万2690便。国際便は同29.63%増の41万6190便、国内便は同0.73%減の31万6500便。