タイランド通信  >  ニュース  >  タイ通【 社会 】カテゴリニュース  >  タクバイ事件時効前にタイ深南部で爆発相次ぐ 2人負傷

文字サイズ変更「」「

Y
から検索 から検索
タイ通ニューストピック
タイ通【 社会 】
投稿日時: 2024-10-25 13:42 2024-10-25 11:42

タグ: [ タイ深南部 ] [ 事件事故 ] [ テロ・紛争 ]

タクバイ事件時効前にタイ深南部で爆発相次ぐ 2人負傷

 タイのペートンターン・シナワット首相は24日、20年前に南部ナラーティワート県タクバイで発生したデモ参加者の弾圧事件について謝罪した。タイ深南部では23日から、タクバイ事件時効の影響とみられる連続爆弾テロが発生。軍のパトロール部隊の3人が負傷した。
 カオソッドなど現地報道によると、23日午後3時30分頃、同県ラゲ郡では軍のパトロール隊を狙った爆弾事件が発生し、兵士3人が負傷した。

 パトロール中の第4515隊兵士10人は、同郡のグーチンルーパ村の村長と面会した帰りに爆発攻撃を受けた。爆発物は地下の配水管に仕掛けられていた。

 24日午前0時15分には、パッターニー県パナレ郡の公官庁が並ぶ道路で自動車が爆発。警察署や役所、県庁などの自動車や建物が損傷した。警察によると、犯行に使用された自動車は、23日に約10人の男が地方行政事務所を襲撃して奪ったもの。爆発物を仕掛けて犯行場所へ駐車した後、男らはバイクで逃げ、その後爆発が起こったという。

 24日には同県タークバイ郡で警察が電柱に仕掛けられた不審物を発見。警察が爆発物処理ロボットを投入して調べたところ、偽爆弾だと判明した。

 タークバイ警察署の司令官は、時効を迎えるタクバイ事件を前に、地域を混乱させることが目的だと指摘。ペートンターン首相は24日、タクバイ事件について「政府を代表して謝罪する」と述べ、再発防止に努めると語った。

 タクバイ事件は2004年10月25日にナラーティワート県のタークバイ郡で発生。政府施設で銃器を盗んだ容疑で拘留されていた6人の釈放を求め、警察署前で抗議活動をしていたデモ参加者を、治安部隊が強制排除。拘束した78人をトラックで移送中、全員が窒息などで死亡した。
タイ通新着ニュース【 社会総合 】

【PR】  タイ株ポータルサイト  「タイ株銘柄情報」や「証券口座比較」はここ

タイ通カテゴリ別新着ニュース【 写真 】

ニュースアーカイブ

タイ通の過去のニュースは、アーカイブページにて、
日付やタイ通カテゴリを選択して閲覧いただけます。

VJCZ v~AN[|TCgDeePon
おすすめキーワード

[↑]トップへ戻る