1日午後12時20分、タイ・バンコク近郊のパトゥムターニー県ラムス―カー郡のジア・ランシット・ショッピングモール近くの通りで、遠足の子供たちが乗車したバスが炎上していると通報があった。バスには3歳から9歳までの子どもと教師約40人が乗車していたが、子ども22人と教師3人が死亡した。
プラチャーチャート・トゥラキットなど現地報道によると、炎上したのは北部ウタイターニー県ラーンサック郡のカオプラヤーサンカーラーム寺院学園の2階建てバス。アユタヤ歴史公園からノンタブリー県の電力公社学習センターへ向かう遠足の途中だった。
通報を受けた救助隊が現場に向かったところ、バスは激しく炎上。教師の1人は、バスのドアが最初は開かなかったと報告している。
救急隊の報告によると、バスのタイヤが破裂して道路上の中央分離帯と衝突。火花がガスタンクに引火して火災が発生した可能性があるという。