世界各地の食文化を紹介するネットサイトのテイストアトラスが公表した「世界最高のメニュー100」の2024年版で、タイのパットガパオが3位、カオソーイが6位、パネーンカレーが10位に選ばれた。
マティチョンの報道によると、各メニューの評価(5点満点)は、パットガパオ4.73点、カオソーイ4.7点、パネーンカレーは4.65点だった。また15位にはトムカーガイ(ココナッツミルクのスープ)がランクインした。
パットガパオは、ひき肉や魚介類をバジルで炒めた伝統料理。エシャロットやニンニク、唐辛子と合わせ、醤油と砂糖、魚醤で味付けする。通常はご飯と目玉焼きが添えられている。またタイで外国人が注文する料理の4位になっている。
カオソーイはミャンマーやラオス、中国の影響から生まれたタイ北部の名物料理。ココナッツミルクとレッドカレーペーストを混ぜたスパイシーなスープに、平打ち卵麺と鶏肉、牛肉、豚肉などが添えられ、その上にパリパリの揚げ麺と刻んだコリアンダーがトッピングされている。新鮮なライムやキャベツのピクルス、エシャロット、唐辛子などの調味料と一緒に食べる。
パネーンカレーは、濃厚な食感と塩辛く甘いピーナッツの風味が特徴のタイカレーの一種。ココナッツミルクとパネーンカレーペースト、マクルートライムの葉、魚醤、パームシュガーで煮込んだ肉で作られる。伝統的に野菜は入っていない。