タイ南部料理の「ゲーンタイプラー(魚の内臓カレー)」が「世界最悪の料理トップ100」の首位に選ばれ、タイのSNSでは落胆の声が上がっている。
マティチョンの報道によると、世界の料理評価サイトのテイストアトラスは、ゲーンタイプラーを「発酵させた魚の内臓と唐辛子、ガランガル、エビペースト、ターメリック、エシャロット、レモングラスを調合したスパイシーなカレーペーストで作られた、濃厚で香り高いフィッシュカレー」だと説明。干物や角切りナス、タケノコ、インゲンなどの野菜を加えるのが一般的で、濃厚で刺激的な香りが強いため、ご飯と一緒に食べた方が良いと勧めている。
ネイションの報道によると、タイのSNSではハッシュタグ「#ゲーンタイプラーを救え」がトレンド入り。「タイを訪れる旅行者はランキングで判断する前に、料理を一度試して欲しい」と英語で投稿する人も多かった。
テイストアトラスが発表した「世界最悪の料理」のトップ10は以下の通り。
1位:タイのゲーンタイプラー
2位:アイスランドのハカール
3位:エジプトのフェシフ
4位:イスラエルのエルサルミ・クーゲル
5位:アメリカのルーサー・バーガー
6位:イタリアのパニ・カ・メウサ
7位:イギリスのジェリーイールズ
8位:スウェーデンのカルスクローヴ
9位:スペインのペラディラス
10位:ノルウェーのスマラホヴェ