日本政府観光局(JNTO)が17日発表した訪日外客数(推計値)によると、3月に日本を訪れたタイ人旅行者数は13万1700人で、前年同月比22%増加した。新型コロナウイルス感染症流行前の2019年比で10.7%減。国別では6位だった。
タイ国内は前月に引き続き、消費者の購買力低下や航空券高騰の影響があり、対2019年同月比の回復率は89.3%に留まっている。日本への直行便は、バンコク~成田間の増便などがあり、前年同月を上回った。
訪日外国人旅行者数は、前年同月比69.5%増の308万1600人で、単月として過去最高を記録した。2019 年同月比では11.6%増。春の桜シーズンによる訪⽇需要の高まりや、イースター休暇が 3月下旬から始まったことがプラス要因となった。
国別では多い順に、韓国66万3100人(前年同月比42%増)、台湾48万4400人(同73.7%増)、中国45万2400人(同496.7%増)、米国29万100人(同42.9%増)香港23万1400人(同59.7%増)。