タイ国政府観光庁(TAT)のターパニー総裁は、9月25日から始まったビザ免除措置後、タイに入国する中国人旅行者は、想定を下回る1日当たり8000~1万人だと明らかにした。2024年2月29日までを期限としていたビザ免除を、2024年末まで延長する可能性もあるという。バンコク・ビズがこのほど報じた。
ターパニー総裁は、中国人旅行者について、年末までに1日当たり1万5000人の水準に達するかを注視していると述べた。旅行業者から要請があれば、ビザ免除期間の延長を政府に提案する意向。ビザ免除の対象国であるカザフスタン、ロシア、インド、台湾も、期間延長を検討する。
観光・スポーツ省の報告によると、今年1月1日から11月5日までの累積中国人旅行者数は283万3349人で、首位のマレーシア(369万3227人)に次ぎ2番目に多い。TATが設定した通年目標は400~440万人。
タイ旅行業協会(ATTA)は、通年の中国人旅行者数を350万人と予測。TATの定めた目標には到達しないとしている。
一方、タイ人の韓国への入国制限が「厳しすぎる」と10月末からSNS上で話題となっている問題について、ターパニー総裁は、タイを訪れる韓国人旅行者への影響は不明だと述べた。今年の累積韓国人旅行者数は、現時点で、マレーシアと中国に次ぎ3番目となっている。