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　タイ王室官報は18日、南部パッターニー県カポー郡の非常事態宣言を解除すると発表した。セター首相が承認した。

　プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、非常事態宣言は2005年7月20日以来、南部国境地域のテロ対策のため発令が継続していた。県や政府機関の対策で、同郡の状況は正常化したと判断したという。

　外務省の海外安全ホームページによると、タイ南部のパッターニー県とナラティワート県、ヤラー県、ソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡、サバヨーイ郡)は危険レベル３。マレーシアとの国境付近で分離独立を主張するイスラム武装勢力による襲撃・爆発事件が頻発しているため、で渡航中止勧告が出ている。