世界最大手の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」(本社:米国マサチューセッツ州ニーダム) は7日、日本を含む世界5カ国の旅行者を対象に、2023年秋の旅行動向の調査を実施した。海外の人気観光地には、ソウル(韓国)、ホノルル(アメリカ)2続き、タイのバンコクが3位にランクインした。
[2023年秋の人気観光地(海外)]
1位:ソウル(韓国)
2位:ホノルル(アメリカ)
3位:バンコク(タイ)
4位:香港
5位:パリ(フランス)
6位:シンガポール
7位:ロンドン(イギリス)
8位:中山区(台湾)
9位:アナハイム(アメリカ)
10位:ハノイ(ベトナム)
[2023年秋の人気観光地(国内)]
1位:浦安市(千葉県)
2位:中央区(北海道)
3位:恩納村(沖縄県)
4位:那覇市(沖縄県)
5位:富士河口湖町(山梨県)
6位:仙台市(宮城県)
7位:箱根町(神奈川県)
8位:此花区(大阪府)
9位:中央区(大阪府)
10位:新宿区(東京都)
同社によると、今秋に「旅行を計画している」と回答した日本人旅行者の割合は70%で、前年同期の51%から大幅に上昇した。旅行の回数は「1~2回」が76%、「3~5回」が20%、「6回以上」が4%。移動距離は、国内旅行が78%、海外旅行が10%、国内旅行と海外旅行の両方が12%だった。
旅費については、昨年秋の旅費と比べ「かなり増える」は19%、「少し増える」は44%、「ほぼ同じ」は34%、「少し減る」は3%だった。人気の旅行時期は、9月2日からシルバーウィークの週(9月22日まで)。
同社によると、ランキングは旅行者への意識調査とサイトの利用状況データもとに作成。意識調査は2023年6月20日から7月1日、オンラインでアメリカとイギリス、オーストラリア、シンガポール、日本の5カ国で実施し、合計2400人以上が回答した。利用状況データは、トリップアドバイザー上で2023年9月1日から11月30日の旅行期間を対象とした、2023年6月1日から7月8日の行動データから算出した。