米ニールセンが23日発表したタイ国内の広告市場に関する調査によると、1~7月の広告市場規模は、前年同期比0.44%増の650憶9300万バーツだった。
媒体別では、前年同期比で7部門中3つの媒体が増加。伸び率が最も高かったのは、屋外・交通機関で同23%増(90億3200万バーツ)だった。ラジオは同9%増(20億5000万バーツ)、インターネットは同6%増(160億3100万バーツ)。
一方、店内は同12%減(4億4700万バーツ)、印刷物は同7%減(16億2700万バーツ)、テレビは同6%減(344億8300万バーツ)、映画は同5%減(14億2300万バーツ)だった。
7月単月の種類別市場は食品飲料が最も多く、18億1300万バーツだった。次いで化粧品類が11億9100万バーツ、レンタル店・食品テイクアウトが11億300バーツだった。
7月単月の広告主別では、ユニリーバ(タイ)が4億2200万バーツで最も多く、次いでプロテクター・アンド・ギャンブルが2億9600万バーツ、モノ・ショッピングが1億6900万バーツだった。