10日午後6時頃、バンコク都ラートクラバン区建のルワンペン通りで、建設中の高架橋の一部が崩落し、少なくとも2人が死亡、13人が負傷した。タイラットなどタイ各メディアが報じた。
報道によると、現場はロータス・ラートクラバン店前。オンヌットとラートクラバンを結ぶ道路の高架化プロジェクトの工事が行われており、来年完成予定だった。死亡したのは建設を監視していた技術者ら。他に車4台とバイク7~8台、道路沿いの民家も損壊被害があった。
バンコク都のチャッチャート知事は、事故の原因について、仮固定に使用していた部品が外れた可能性があるとの見方を示した。取り残された作業員がいないか確認した後、瓦礫の撤去作業を始めるという。
事故の影響で、バーンプリー郡(サムットプラーカーン県)の広範囲で停電が発生した。また首都圏警察は、ロータス・ルワンペン店からチョラケーノーイ警察署までの道路を封鎖している。