27日早朝、バンコク都トンブリー地区のマハイサワン交差点近くで、電柱が危険な角度に傾いているのが見つかった。電線と通信ケーブルが道路に垂れ下がり、感電の恐れがあったため、警察はザ・モール・タープラからクルンテープ橋までの道路を封鎖した。ザ・ネイションが伝えた。
近くを車で走行していたシリサク・パヌウォンさん(57)は、交差点の信号がすべて消えていたと語った。
タイの交通情報を提供するラジオ局JS100によると、危険な状態の電柱は3本で、いずれも折れていたという。ブッカロー警察署が監視カメラを確認したところ、27日午前4時35分頃、18輪トラックが現場を通過した際に電線が落下したことが分かった。直後に通過しようとしたバンは電線に引っ掛かり、運転手は車から脱出したという。警察は、18輪トラックの運転手の行方を探している。
タイ首都圏配電公社(MEA)が現場の電柱を交換。27日午後2時頃に工事は完了した。