タイ地元紙によると、タイ北部ピチット県に住む日本人男性(54)が、同県弁護士会に妻に不動産をはじめ金品総額1500万バーツほど騙し取られたため助けて欲しいと訴えていたことが明らかとなった。
男性によると、最近までタイ人妻(29)その娘(2)と暮らしていた。だが妻が男性の知らないところで、男性の所有する住宅や土地48万平方メートルの権利書を、勝手に紛失届けを提出し、権利書を再発行してもらい、勝手に売り払っていたという。またこの男性のバンコク・バンク(BBL)の預金口座から勝手に数百万バーツの現金を引き出していた。その後娘とともに妻が、同氏の保有する自動車とともに失踪したと語った。
その後男性は義父から、男性の所有する自動車がタイ北部ペッチャブーン県で見つかったものの、買い戻すために50万バーツ必要だと脅迫されたという。その後も車ではねようとするなど過激になってきたことや、現在所持金がなくなり日本に帰国することもできなくなったことから、弁護士会に助けを求めたとしている。