タイ東北部ナコーンラーチャシーマー県の住宅で、小学校を卒業したばかりの少年(13)がショットガンで自殺するという事件が発生した。
自殺した少年の父親はバンコク都内で飲食物の屋台を出しており、時々実家のある同県に帰省していた。父親は自身の近くで息子の面倒を見るため、バンコク都内の中学校に転校させようと考えていた。
だが少年は、親友が現在の学校にいることから、転校を頑なに反対していた。そのためショットガンで自身の右胸を撃ち自殺を図ったものとみられている。
警察によると、幼い頃から父親は他県で働いており祖父母に育てられてきたこの少年は、時々しか実家に帰らない父親とはあまり関係が良くなかったことから、父親との同居生活に不安を感じていたのだろうとしている。