タイ米輸出業協会のジャルーン会長は、主要市場が年末年始の需要を維持していることから、11月のコメ輸出が75~80万トンに達すると予想。今年の目標の750万トンを達成する可能性が高いとの見通しを示した。
1~10月のコメ輸出量は、前年同期比33%増の620万トン、輸出額は32%増の1,092憶6,000万バーツ(31億7500万米ドル)だった。10月の輸出量は前年同月比24.7%増の79万トン、輸出額は20.5%増の139億7,400万バーツだった。
10月の白米輸出量は前年同月比44%増の42万トン。主な輸出先はイラク、中国、日本、アンゴラ、モザンビーク、カメルーンなどだった。煮米は前年同月比21%増の20万トンで、主な輸出先はバングラデシュのほか、ベナン、南アフリカ、イェメン、カメルーン、ニジェールなどのアフリカ市場だった。ジャスミン米の輸出量は前年同月比10%減の6万トンで、主にアメリカ、香港、カナダ、シンガポールへ輸出された。