日本人も多く住むバンコク都内トンロー地区だが、一部地域で不動産価格の高騰に伴い投資家や賃貸物件を探す外国人らが敬遠し始めているようだ。
タイ地元紙によると、同地域で不動産開発を行っているVプロパティ・デベロップメントのポンチャイ会長は、スクンビット通りソイ55(トンロー地区北側)では、一部のコンドミニアムの販売価格は1平米30-40万バーツまで上昇しており、利回りで4-5%程度となっており、投資家も敬遠するほどの価格となっていると語っている。また住居目的で賃貸物件を探す外国人らも、敬遠し始めている状況だそう。
そのため同社は、比較的開発可能な土地が残っているトンロー地区南側で、新たにコンドミニアム開発を行うことを決めたとしている。開発場所はスクンビット通りソイ36、価格は1平米13万バーツ、466ユニット販売する予定だ。