各報道によると、バンコクの首都圏警察本部ルンピニー署は7日、不法滞在摘発目的だと偽ってインド人夫婦宅に押し入り、夫婦が所持していた現金10,000バーツや携帯電話2台、販売用のショートパンツ50本等を強奪した容疑で、首都圏警察本部プララチュワン署及び同バーンラック署に所属する一等及び二等巡査クラスの現職警察官2人、海軍出身の男及びタクシー運転手の男の計4人を逮捕し、逃走中の1人の行方を追っている事を明らかにした。
逃走中の1人を含む5人は、6日23:00頃にパトゥムワン区のボーンガイ・コミュニティー内にある41歳と37歳のインド人夫婦宅に警察官であると名乗って押し入り、不法滞在の摘発目的であると偽って夫婦のパスポートをチェックした上で家宅捜索を装って金品を盗み逃走したが、夫婦の助けを求める声を聞き仲間と一緒にバイクで4人組みを追跡していた近所に住む男性(22)や男性から通報を受けた首都圏警察本部トーンロー署によりスクムウィット通り上で逮捕された。
被害にあった夫によると、家に押し入った5人組みから不法就労や違法貸し付けを行っているとの難癖をつけられたが、自分自身はタイ国籍を取得しており何らやましいところはないという。
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