各報道によると、反独裁民主主義同盟で現在国外逃亡中とされているアリスマン・ポンルゥアンローン氏と名乗る人物が、来るべきクーデターに備えるよう呼びかけるメッセージを赤服軍団支持者宛に送信していたことが1日までに明らかになった。
現在、赤服関連のサイトやプラチャータイの掲示板等にメッセージが転載されている。
アリスマン氏と名乗る人物はメッセージの中で、憲法裁判所の民主党解党請求棄却決定がクーデター実行に向けた最初の爆発で、11日に予定されている民主主義市民連合(黄服)の集会がクーデター実行の為の環境を整える為の2発目の爆発になると指摘した。
その上で、クーデターの実行及び絶対王制型官僚主義者の息がかかった軍による反クーデター派の弾圧により大地は血に染まり、独裁に反対する反クーデター派は友好国に亡命政府を樹立し、政界各国に国民の闘いを訴えることになると指摘した上で、支持者に対して、クーデターが実行された場合は、国民の殺害を指示した人物の本当の名前を国際社会に伝える為に声高に叫ぶと共に真の民主主義を実現させる為にあらゆる手段を講じて闘っていくべきであると訴えた。
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