定例閣議の開催に会わせ官邸前で大規模なデモ行動が計画されていますが、ここにきて当日タクシン首相が選挙遊説の関係で官邸にいない可能性が高まっています。
予定によると、タクシン首相は当日は遊説先のウボン・ラチャターニーからブリラムに移動する予定になっており、定例閣議に関してはビデオ・コンフェレンス若しくは閣僚全員をブリラムに呼んで移動閣議を開催するか何れかの方向で詰めの協議が行われているようです。
因みに3月14日は、テマセクの公開買い付けに対して株式の売却を表明していたシン社の株主に対して株式の代金が支払われ、事実上公開買い付けが終了する日で、また同時に公開買い付けの完了まで責任を持って面倒を見るとのタクシン首相とテマセク間の密約も同日付で果たされることになり、これによりタクシン首相にとっては辞任圧力に晒されてまで首相に留まる義務を負わなくて済むことになることから、早晩首相自ら道を後任に譲り辞職するのではないかとの穿った見方あるようです。
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