民間選挙監視団体のピーネットは昨日、首相と反タクシン派間の緊張緩和及び先の見えない不安定な政治情勢の解決を期して、首相以下タイ・ラック・タイ党関係者及び民主主義市民連合幹部を招致し3月24日にタンマサート大学講堂で公開討論会を開催する方針を明らかにしました。
同団体によると、タイ・ラック・タイ党からはタクシン首相及びスリヤ・ヂュンルンルゥアンギット氏、スダーラット・ゲーユラッパン女史を招致し、連合側からはヂャムローン・シームゥアン少将、ソンティ・リムトーングン氏及びピポップ・トンチャイ氏を招致する予定。
今回の提案に関してヂャムローン少将側は、首相の辞任を要求する立場で参加することには吝かではないと語っていたようですが、タイ・ラック・タイ党側に関してはスラポン政府報道官が双方の言い分の主張だけで終わりそうな討論会に意味を見いだせないとして参加には消極的な姿勢を見せており、開催そのものが不透明な状態になっています。
因みに、スラユット枢密院評議員の双方歩み寄りを期した直接対話の提案に対して前向きな姿勢を見せたと思わせる発言をしていたタクシン首相は、遊説先のトラート県で追い出しを狙っている極少数の無法者には屈しないと発言していたりしてました。
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