タイ国政府観光庁(TAT)は、シリキット王太后陛下に哀悼の意を表するため、10~11月のイベント日程と内容を調整すると発表した。
カオソッドの報道によると、TATはシリキット王太后陛下崩御に伴う王室事務局の発表を受け、10~11月の行事について、日程の延期、形式の調整、一部行事の中止の3方法を検討した。
バンコクのチャオプラヤー川沿いで11月1日~12月15日に開催予定の「ヴィジット・チャオプラヤー・タイランド2025(VIJIT CHAOPRAYA THAILAND 2025)」は、11月9日から12月23日に日程を変更。シリキット王太后陛下を偲ぶ「シャムの光、大地の母」という新テーマで開催し、花火大会はドローンに変更する。
「マハ・ローイクラトン・アユタヤ(Maha Loy Krathong@Ayutthaya)」は11月2日~6日まで、アユタヤ県のアユタヤ歴史公園で開催。打ち上げ花火は中止し、シリキット王太后陛下を偲ぶパフォーマンスなど追悼式典を実施する。
「マハ・ローイクラトン・スコータイ(Maha Loy Krathong@Sukhothai)」は、10月27日~11月5日まで、スコータイ県の歴史公園で開催。主要イベントを王室作曲の音楽と忠誠心を伝えるパフォーマンスに変更し、イベントエリアの色調を適切に抑制する。
「アメージング・タイランド・マラソン・バンコク(Amazing Thailand Marathon Bangkok 2025)」は、11月30日にMBKセンターをスタート、王宮前広場をゴールに開催予定。追悼ムードに合わせて内容を調整する。