本日21:時過ぎ頃、都内ドゥシット区内にある法学者のチャイアナン・サムッタワニット氏の私邸で爆破事件が発生した模様。
初期報道によると、実行犯はバイクで通りざまに同氏が経営する学校内にある私邸に向け爆発物を投げ込む手口で犯行に及び、合計三ヶ所に爆発物が投げ込まれたようです。尚、チャイアナン氏には被害はなかったようですが、爆発による被害状況に関しては不明。
今回の事件に関してソンティ・リムトーングン氏は、サナーム・ルワンで開催されている市民集会の場で、ルムピニー公園内で公開放送が行われていた際に発生した爆破事件と手口が共通していると指摘した上で、首相側近のヨンユット・ティラパイラット氏の息がかかった森林局関係者が犯行に関係しているとの見方を示していました。
チャイアナン氏は、先に政府許認可事業が国外に売り渡されようとしている事を阻止できないジレンマを記した辞職票を提出し旧公社のEGAT社の会長職を辞任したことで知られ、その後タクシン首相に対する批判的言動を強め、最近では国王陛下に臨時政府の組織を誓願した学者や著名人98人の中の一人に名を連ねていました。
(タイ時間 22:15)
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