タクシン暫定首相は26日、先に有罪判決を受け収監された選挙委員会委員3人が辞意を表明した事を受け、最高裁判所側が新委員候補者10人の選考作業を開始する方針を明らかにした事に関して、新委員5人の選出により選挙委員会が刷新されることは国内和解を推進する上でプラスの効果をもたらすとの認識を示した上で、全ての階層に対して顔をつきあわせ一つの目標に向かって協力しあうべきであると呼びかけました。 更にタクシン暫定首相は、暫定政府には一切最高裁判所による新委員の選考作業に干渉する方針は無いとした上で、法律に則って選考された新委員を喜んで受け入れる方針を明らかにしていました。 尚、スチョン暫定上院議長から新委員候補10人の推薦を要請された最高裁判所側は、10月15日に総選挙を実施する為の勅令が発効し、事実上の総選挙の告示日となる8月24日前までに選考作業が終了するとの見通しを示していました。
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