各報道によると、プゥア・タイ党ロッブリー県選出議員のスチャート・ラーイナムングゥン氏は7日、和解推進の為のプゥア・タイ党と政府との直接協議に反対を表明した。
スチャート氏によると、プゥア・タイ党側の和解推進案は、党所属議員の殆どが知らない状態でプロートプラソップ副党首が先走って発表した、依然党内で十分に協議が行われていないもので、おそらく自分を含む大多数の党所属議員が反対を表明することが見込まれるという。
また、スチャート氏は、和解推進そのものには反対していないと断った上で、プゥア・タイ党が和解推進のきっかけを作る実行者ではなく、まず権力者たる政府側が和解推進のきっかけ作りの実行者として総選挙実施の為に議会を解散し、これまでに発生した犠牲に対する責任を認めることが必要であると指摘した。
一方、プゥア・タイ党は7日招集された党会議の席上で、和解推進への参加を正式に確認した。
尚、直接協議の参加者に関しては選出に至っていない。プロームポン報道官によると、候補者の人選は終了しており、何れにしても政府が受け入れ難い人物を参加させる方針は無く、協議には必ず参加する方針だという。
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