サムットプラーカーン県選出プゥア・タイ党所属議員のプラチャー・プラソップディー氏が、県選出党所属議員全員の他党移籍を視野に2-3日中にプームヂャイ・タイ党のネーウィン・チットチョープ氏やアヌティン・チャーンウィーラグーン氏(チャワラット内相の息子)、チャート・タイ・パッタナー党のソムサック・プリーサナーナンタグン氏等と面会する予定になっていることが2日までに明らかになった。
プラチャー氏は、サムットプラーカーン県の主要な親赤服議員としても知られ、県内の集会開催や赤服の動員に関与していた他、クーデター発生直後に独裁制に反対する日曜日の人々という団体の設立に関与したり、関連するセミナーを主催するなどしていたことでも知られる。また、タクシン元首相の帰国説等々の同元首相絡みのデマ情報の流布にも関与していた。
ネーション系のタイ語速報によると、プラチャー氏は、先に離党の意向を示した県選出2議員に対する党側の対応に不満を示した上で、近々電話でタクシン元首相とコンタクトを取り決別を伝える意向を示すと共に既にチャート・タイ・パッタナー党のソムサック氏と電話でコンタクトを取っていたことを認めているという。
尚、1日時点の報道では各報道が、離党の意向を示している2議員に追随して離党する議員は県内にはいないとプラチャー氏が発言していたと伝えていた。
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